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検体番号05 <Mr.Hands>

5 今回解析するのはハービー・ハンコック先生の<Mr,Hands>(1980年発表?になるのかな)です。実はこのアルバム、ある年配の(JAZZ)ピアニストに勧められたアルバムです。最初、わけ解かりませんでした。「なにこれ?解んない」(そりゃそうですよ、17才位の少年にそう容易く理解できるわけないですよ)でも「何か凄い」事だけは十分に解りました。しかし、案の定ついて行けずお蔵入りしました。しかし・・・

時は流れ・・・とある地方都市の「YAMAHAスタジオ」に遊びに行ったとき、奥の方から「どこかで聴いた曲」が聞こえてきました。ベースが目立つ凄くタイトでかっこいい曲でした。「なんて曲だっけ?」とスタジオのドアを開けると・・・中学生と高校生の6人位(みんな制服、女子2人、詰襟男子2人)ドラムの人が見えない・・と思いきや、小学生みたいな男の子(小学6年生・・絶句)がドラム叩いてるし(Bassは大学生)・・・(後で話を聞いたら、採譜したのはその中の高校2年の女の子との事。しかもスコアー作ってるし、天才か?)・・・「おいおい、冗談じゃないぞ洒落にならないぞ」とびっくりして聴き入っていました。演奏が終わり近くにいた知合いのDr(プロの人)に「なんですかこの少年少女達は」と尋ねたら「俺の音楽スクールの生徒」と一言。その瞬間「楽器やめよう・・・・」本気でそう思いました。先生に「なんて曲ですか?」と尋ねたら「Just around the corner、Mr,Hands」と曲名とタイトルだけなのに、いかにも英語しゃべってますみたいに教えてくださいました(皆さんも声に出して言ってみて下さい)。それを境に細かく聞き込み、それ以来「悔しさ余ってすっかり虜」(なんて日本語なんだ)。

さて・・・ここが私的FUSION・・・参加ミュージシャン豪華です。特にリズム隊。6曲なのにベースはJaco Pastorius,Ron Carterをはじめ5名、ドラムスはHervey Masonはじめ4名クレジットあります。それ故、いろんなアプローチのリズム隊が堪能できます。もう、ここがすでに私的にはFUSION(とはいえ先にも述べたように最初は訳解りませんでした。)聞けば聞くほどはまりました。ベタですが特に 「Just around the corner」 は私が勝手に「Hancock Funk」と呼んでいるくらい大好きです  (何人かのハンコックファンに言うと 「売れ線狙の曲」 「駄作」 「あの曲はどのアルバムにも合わない」等 ぼろかす言われます。その気持ちも理解できますよ・・でも好き) 。 Gm一発のテーマから転調しエレピソロに移りますが、そこはもうハンコックワールド、素敵です。展開して盛り上がってテーマへの戻り方も見事、そして終わり方が予想できるのになかなか終わらないエンディング。しかし何よりもAlponse MouzonFreddie Washington(クルセイダース、あと神保彰さんのPaletteにも参加していましたね)の地を這うアメリカンコンボイの様に力強いリズムセクションは圧巻です。大好きです。1曲目に参加のByron Milerもこの作品で好きになりました。でもやっぱり全曲最高です。後で知ったのですが、この作品、彼の未発表曲(TAKE?)のお蔵だしだそうです。ぞっとしますよネ。

蛇足情報***1980年のヒット曲*** 大都会、昴、おやじの海、ジェニーはご機嫌ななめ(さかなさかなさかな~)

それじゃ。また。

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