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検体番号13 <BALLADE>

13_1  唐突ですが、私はお酒が強くありません。しかし・・・毎日、晩酌してしまいます(笑)。酒は決まって「泡盛」なんですけど、一緒に必ず音楽を聴きながら頂きます。しかし、この時ばかりはフージョンだけとは限らず多種に亙り聴いております。しかし、それでも、1ヶ月に1,2度必ず流れるアルバムがあります。それが今回解析する高中正義さんの<BALLADE>(1991年発表)です。(好きな理由は他にもありますが後ほど・・・)

01. Stardust
02. Say It(Over And Over Again)
03. Calling You
04. Nagisa '91
05. Cause We're Ended As Lovers
06. Amanatsu
07. Antonio's Song
08. 20th
09. Aubrey
10. That's The Easy Part
11. 珊瑚礁の妖精~Plastic Tears

01. Stardust(H.Carmichael, M.Parish)
定番のスタンダードですが、やはり「いい曲」ですね。ナット・キング・コールで有名ですね。このアルバムではちょっと「官能的」にアレンジされています。

02. Say It~Over And Over Again~(F.Loesser,J.Mchugh)
ジョン・コルトレーンの曲です。滑らかなナチュラルディストーション風のギターサウンドが心地良く、それをTOMODA Groupのストリングスが暖かく包み込む感じです。原曲の流れるようなサウンドをギターでうまく(失礼)表現されていると思います。

03. Calling You(B.Telson)
映画「バグダット・カフェ」の主題歌で、ジェベッタ・スティールが唄った曲です。ホリー・コールの方が有名かもしれませんね。高中さん御得意のバイオリン奏法(今は違う呼名ですか?)が泣かせます。坂本龍一さんのシンセサイザーの音とプレイが見事に曲にマッチし、優しくて不思議な「浮遊感」を演出しています。

04. Nagisa '91(M.Takanaka)
最初、坂本さんとのコラボで「渚・モデラート」と「戦場のメリークリスマス」のメドレーにしようとしたそうですがボツになったそうです。因みに高中さんは「TRAUMATIC」でのアレンジが今ひとつ不満だったそうですが、曲自体お気に入りらしく新アレンジでの収録となったそうです。

05. Cause We're Ended As Lovers(S.Wonder)
スティービー・ワンダーの曲です。ジェフ・ベックというギタリストが演奏しています。「悲しみの恋人達」と言う邦題で(わざとらしいな・・笑)。ベックを強烈に意識しつつもしっかり高中さんの曲にしちゃっています。ピアノで小曽根真さんが参加しています。目立ちませんがソロでしっかりと「小曽根 印」押してます。

06. Amanatsu(M.Takanaka)
「伊豆甘夏納豆売り」(高橋ゲタ夫さん命名)が装いもあらたに「Amanatsu」となって帰って参りました(笑)。個人的には原曲よりこちらのほうが好きです。井上陽水さんのボーカルとセミの鳴き声が泣かせます。

07. Antonio's Song(M.Franks)
マイケル・フランクスの曲です。哀愁漂うボサ・ノバ調の曲で、原曲のイメージを大切にしていますよね。因みに、原曲は「スリーピング・ジプシー」に収録されていますが、このアルバムも最高です(クルセイダースがバックでプロデューサーはトミー・リピューマ)。

08. 20th(M.Takanaka)
アルバム中で唯一の書下ろしです。デビュー20周年という意味でしょうか?それにしては曲調がマイナーすぎませんか?

09. Aubrey(D.Gates)
原曲はブレッド(デビット・ゲイツ大好き)です。優しさ溢れる曲です。高中さんのギターが素晴らしい音色で曲をより味わい深いものにしています。アルバムの中で私一番のお気に入りです。

10. That's The Easy Part(Beth)
原曲知りませんでした。後付で聴いたら、べス・ニール・チャップマンを好きになりました。高中さん有難う。

11. 珊瑚礁の妖精~Plastic Tears(M.Takanaka)
ヤッターという感じです。珊瑚礁の妖精もそうですが「Plastic Tears」大好きなんです。高中さんのアルバムで「Finnger dancin'」が高順位で好きです。まさかここで聴けるとは思ってもいませんでしたから。

さて・・・ここが私的FUSION・・・

冒頭での”泡盛”の話以外に、このアルバムが好きな理由は、このアルバム以前に遡ります。「TRAUMATIC」あたりから打ち込み的サウンド(DTM?)が目立ち(この作品も基本的には打ち込み、でもセンス良し)、果ては「NAIL THE POCKET」ではもはや黒人さんになってしまっています(プリタイトルが「どっぷりロイク」だったそうです)。「高中さん、あっちの人になっちゃったんですね」と思っていたら、この「BALLADE」が発表されました。それも、高中さんの「原点回帰」と思えるような選曲とギターサウンドで・・・嬉しかった。また、私の好きな井上鑑さんが7曲でアレンジャーとして参加しているではありませんか。またまた嬉しい限りです。それに坂本龍一さんと井上陽水さんと小曽根真さん・・・やっぱり嬉しいです。この嬉しさ3連発が私的FUSION

追伸>アレンジャーで「BAnaNA」とありますが何者?ご存知の方、教えてください。気になって眠れません。

蛇足情報***1991年のヒット曲*** どんなときも、想い出の九十九里浜、おどるポンポコリン、しゃぼん玉

それじゃ。また。

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コメント

高中さんのアルバムはソロ・デビュー・アルバムが一番好きで、そのあともチェックしているけど、それほど聞き込んでないんですよね
でも、大体聞きやすいサウンドで、どのアルバムも平均点以上ですね。近年は焼き直しが多いけど、気になって買ってしまいます。

BAnaNAの大文字小文字の表記はこれと同じだったか覚えてないけど、井上陽水さんのアルバムでよく見かけたかな。
たしか、川島(漢字は?)なんとかだったかな。
でも、どういう人物かサッパリ分かりません。

投稿: WESING | 2005/10/24 23:09

WESINGさんへ。
BAnaNAですが、なかなかオシャレなアレンジャーだと思いますが正体不明です。陽水さんと川島?から探って見たいと思います。情報ありがとう御座いました。

投稿: FUSION | 2005/10/25 21:20

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