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検体番号08 <HIGH TENSION WIRES> 

8 今回解析するのはSTEVE MORSEの「HIGH TENSION WIRES(ハイテンション ワイヤーズ)」(1989年発表)です。が・・・・

・・・はっきり言います。確かにカンサスは知ってますよ。でも<伝承>だけですよ。それにディープ・パープルも知ってるし、<ハイウェイスター>もコピーしたしCDも幾つか持ってますよ。でもスティーブ・モーズ知らないんです。・・・

本当にこの方の事、知らないんですよ(これを機会に、これから少しずつ聴いてみます)。確かにの作品以外は1枚のCDとビデオを見ただけです(要するにこの方のその他の作品に接していないと言う事です)。でも、この「HIGH TENSION WIRES」だけは・・大好きです・・・だけどスティーブ・モーズのことをよく(まったく)知らないので、あくまでもこの作品だけということで・・今回はご勘弁を(知りもしないで書くな、との声が聞こえてきそうです)。それでは特に気に入った曲を幾つかご覧下さい。尚、手持のCDは輸入盤なので日本語ライナーも無く、勝手な解釈、誤解、暴言、虚言等あるかもしれません(ていうか確実にあります)。ファンの方、お許しください。

「GHOSTWIND」

この曲を聴いてイメージするのは、いつも決まって「晴れ渡った大空」なんです。とにかく、「そら・空・ソラ」だけです(不思議です)。まさに自分が鳥になって空を飛んでるように錯覚さえ覚えます(気は確かです)。特に12弦ギターの響きが生かされた広がり(奥行き)のある独特の空間が展開されています(アルバム全体にそんな空間が広がっているんですが)。そして、後半の「ここに、この音とフレーズを入れなくて何を入れるんだ」と言わんばかりの効果的なシンセストリングス。しかもこのシンセストリングスにバイオリン(クレジットにVIOLINとあったので、最初どこに隠れているのか分かりませんでした)を加える事によってより人間的な音の暖かさと同時に厚みをもたらしてくれています(相当悩んだんじゃないでしょうか)。この様な緻密な音作りと演奏、そしてセンス・テクニックのおかげでリスナーの私を何時も「空の旅」に連れて行ってくれるのです。ありがたい事です。

「THE ROAD HOME」

ギターの音が独特です。使ってる音階も独特で後に出てくる「HIGHLAND~」同様、不思議なハーモニーを演出しています。その事がどこか開放的な爽やかさを作り出しています。ある種、民族音楽的でもあり「ここはどこ、私は誰」(大丈夫です。気は確かです。)状態に陥ります。ギターソロ好きです。私はこの曲で何故かT・LAVITZのファンになりました。

「HIGHLAND WEDDING」

まず、根本的にメローディーが綺麗です。音階(スケール)が不思議ですね。曲名どおり「結婚式」を連想させます(実は曲名を見る前に曲から結婚式のイメージがあり、後で曲名を見てびっくりしたのを覚えています)。この結婚式ですが、2カ国の結婚式のイメージがあって、最初はチベットとかの結婚式、後半のバグパイプ風なところはイギリスの田舎での結婚式です(ホントに勝手な解釈です)。予想するに、「HIGHLAND」には二つの意味があり、ひとつは山岳地方、もうひとつはイギリスのハイランド州、そんな事を考えるとより味わい深いものになりませんか?(何度もくどいようですが、私の勝手な解釈ですので気にしないでネ)。それと、クレジットを見るとこの曲、スティーブ・モーズ一人で全て演奏しています。凄いですよね。表現したい事が本当に音楽だけで表現できる。やっぱりセンス(感性)とテクニックは音楽に限らず全てにおいて重要ですよね。

「TUNENI NOTES]

ギター凄いです。弾きまくりですが、品格みたいな「何か」を感じます。リッチーの代わりにディープ・パープルでギター弾いてるのもうなずけます。

さて、この辺で・・・ここが私的FUSION・・・

まず、この作品、作曲、レコーディングエンジニア、一人でやっています。アレンジ、演奏(何曲かは除いて)もほぼ一人と考えてもいいでしょう。それは経費的理由なのか、自分の納得のいく作品を作りたかったからなのかは知る術はありませんが、その事が結果的に統一感のある、ある意味「小説を読む様な作品」に仕上がっています。凄いです。しっかりしたコンセプトが無いとこんな充実した作品は作れないと思います。難を言えばもっと(エンジニア的に)高音質での作品になったはずだと思うのですが・・・。何れにせよ自分の描いたビジョンをそのまま演奏でき、それを自分自身で操り作品にして世に送り出せる。音楽家冥利につきますよね(本人は相当苦しいんでしょうが)。凡人の私にも十分理解できる形でこの作品を提供してくれたスティーブに感謝します。私の空想の旅と、この作品の融合が私的FUSION。(突然ですけどスティーブ・モーズとパット・メセニーがコラボしたら凄い作品できるんじゃないでしょうか。・・・無いと思うけど。)

追伸・作品の何曲か曲名の意味が分かりません。ご存知の方は教えてください。

蛇足情報***1989年ヒットした曲*** RUNNER、川の流れのように、嵐の素顔、ダイヤモンド

それじゃ。また。(ちょっと息切れしてます)

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コメント

なにげに「サザン・スティール」を持っていますが、あんまり聴いていません。何とかミサイルっていうアルバムが良いという噂を聞いたことがあります。
ちなみに、スティーヴ・モーズとアラン・ホールズワースは一緒にステージに立ったことがあるようです。ホールズワースのHPに写真が載っています。

投稿: major_keys | 2005/10/10 15:02

コメントありがとうございます。
え!!、スティーヴ・モーズとアラン・ホールズワースは一緒にステージに立ったことがあるんですか。凄い事になったんでしょうね。二人とも個性強過ぎるから(笑)。でもそのLIVE見られた人はラッキーですよね。
ちなみに、私はアランさんの「SECRETS」大好きです。

投稿: FUSION | 2005/10/10 18:35

ここに写真があります。
http://www.therealallanholdsworth.com/allanspix.htm

投稿: major_keys | 2005/10/10 21:13

ありがとうございます。
写真ですが、アランさん相変わらずのワイドストレッチでしたね(笑)。エイドリアン・ブリューとのショットも貴重ですよね。
スティーブさんとアランさん何の曲を演奏したんでしょうか?Key「A」のブルースじゃ無いことだけは確かですね(笑)。この音源とか無いんでしょうかね?。

投稿: FUSION | 2005/10/10 21:26

音源があったら我々のうちの誰かが気がつくでしょう(笑)きっと無いんでしょう。その写真やリンク集を見ると、スティーヴ・モーズ以外に、ジョン・マクラフリンやゲイリー・ムーアとも親交があるみたいです。でも共演したという話は聞かないですねえ。

投稿: major_keys | 2005/10/10 22:46

アランさんに誰も合わせられないんでしょう、きっと(笑)。そういえば、日本でライブがあったとき、アランさんのところへ同じく来日中のゲーリーさんが尋ねてきて・・・と言う話は雑誌で読んだ記憶があります。でも競演はしなかったようです。それと余談ですが、アランさんは自分のギター・機材以外では滅多に演奏しないとの情報あります。そんなことからも飛び入り競演とかはなさそうですね。
(もう一つ蛇足ですがアランさんは大の自転車マニアで一時サイクルショップやってたそうです・・トリビア)

投稿: FUSION | 2005/10/10 23:28

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