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検体番号09 <SOUNDS・・・AND STUFF LIKE THAT!!>

9

先日、テレビを見ていたらジンジャエール(ジンジャーエール?どっち?)のCMで「愛のコリーダ」聴こえてきました。だが・・・しかし・・・・

今回解析するのは、恐れ多くもクインシー・ジョーンズ先生のSOUNDS・・・AND STUFF LIKE THAT!! (1978年発表)です。

本当はこの方、ここで紹介すべきではないのかも知れません。しかし、皆さんにその素晴らしさを少しでも伝えられたら・・という気持ちで、あえて持ち出しました。しかし・・・この作品はプラチナディスクも受賞しているようですが、そんなに有名なのにまったく知りませんでした。(情けない話です)

私がこの作品を知ったのは発売からかなり経った頃(確か1985年頃)でした。遅かったですよね。しかし、発売当時に私がこの作品を聴いたとしても、その素晴らしさは理解できなかったと思います。むしろこの作品を聴ける準備ができた頃に耳にできたのは幸いでした。一曲を除いて全てボーカルナンバーです。しかし、この作品のすごいところは、月並ですがJAZZ,R&B,ゴスペル、モータウンサウンド、(発祥は同じかも知れませんが)が融合していて、尚且つ極めて自然に作品として存在しているところです。当時流行の兆しがあった<ブラック・コンテンポラリーミュージック>等といった枠ではなく、まさに<クインシーサウンド>以外の何物でもないでしょう。プレイヤーとして積極的に参加せずに、ここまで自己のサウンドを確立できる才能にひれ伏すばかりです。多分、参加ミュージシャンは「自由に楽しく」クインシーマジックにかかったんでしょうね!

サウンド的には、ニューヨークの半端じゃないミュージシャンの集合体なのですが、詳細は割愛(失礼)させていただきますが、やはり「スティーブ・ガッド」と「アンソニー・ジャクソン」につきます。このリズム隊が全曲通して参加していることにより、独特のうねりと安心感というかリズムが暴れず統一感をもたらしています。

特に一曲目の「STUFF LIKE THAT」はスティーブとアンソニーなくしては語れない作品だと思います。スティーブお得意の8ビートを基本にして16ビートを感じさせる裏打ちのハイハットワークとタメの効いたスネア。アンソニーのブリブリ(?)とした無駄の無い、うねる様なベースライン。勝手に体が動いてしまいます。本当にそうなんです。こんな躍動感のある曲、なかなかありません。楽しくなってくるんですよ。参加したミュージシャンが全員、いや、そこにいた全員が踊っているのが目に浮かびます。(1発録りじゃないとは思うんですが、もしそうだったらの話・・です)。この曲に限らず、そんな雰囲気が漂ってます。それと、美しい曲はどこまでも美しく・・・説明できません・・・・とにかく、理屈じゃない「生きた音楽」を是非聴いてください。

さて・・・ここが私的FUSION・・・

名曲、「Tell me a bedtime story」何度聴いても凄いです。メロディーが美しい曲です。ハービーハンコックの作品なのですが、ハンコックさんのエレピが控えめなんでよ・・・と最初そう思ってました。しかし、中盤(CD・TIME 2:03頃から)からハンコックさんのエレピソロに突入するんですが、徐々にストリングスに消されて・・・というか、「溶け込んで」しまいます。ほとんどストリングスしか聞こえませんが、そのフレーズはまさにハンコックさんのフレーズ以外の何ものでもありません。これは・・・ハンコックさんのエレピソロにストリングスをまったく同じようにダビングしたとしか思えません(絶句)。クレジットではストリングスだけでコンサート・マスター含め19人います。ハンコックさんのアドリブソロを採譜し、その19人にストリングスとアドリブソロをユニゾンさせてしまい、ある意味逆にハンコックさんのエレピを隠し味にしてしまうセンスと才能と度胸(笑)。・・言葉もありません。

しかし、これもハンコックさんのアドリブが美しく完成されたものである証拠だと思います。。ハンコックさんに対するクインシーさんの最大の賛辞ではないのでしょうか。クインシーの才能とハンコックの才能、そしてその美しいまでの融合。ここが私的FUSION

追伸>2曲目の「I'm gonna miss you in the morning」でのトム・スコットのリリコン・ソロ、大好きです

蛇足情報***1987年にヒットした曲*** 冬の稲妻、キャンディー、夏の御嬢さん、闘牛士(CHARさん、こんにちは)

それじゃ。また。

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私がこの作品を知ったのは発売からかなり経った頃(確か1985年頃)でした。遅かったですよね。しかし、発売当時に私がこの作品を聴いたとしても、その素晴らしさは理解できなかったと思います。むしろこの作品を聴ける準備ができた頃に耳にできたのは幸いでした。一曲を除いて全てボーカルナンバーです。しかし、この作品のすごいところは、月並ですがJAZZ,R&B,ゴスペル、モータウンサウンド、(発祥は同じかも知れませんが)が融合していて、尚且つ極めて自然に作品として存在しているところです。当時流行の兆しがあった<ブラック・コンテンポラリーミュージック>等といった枠ではなく、まさに<クインシーサウンド>以外の何物でもないでしょう。プレイヤーとして積極的に参加せずに、ここまで自己のサウンドを確立できる才能にひれ伏すばかりです。多分、参加ミュージシャンは「自由に楽しく」クインシーマジックにかかったんでしょうね!

サウンド的には、ニューヨークの半端じゃないミュージシャンの集合体なのですが、詳細は割愛(失礼)させていただきますが、やはり「スティーブ・ガッド」と「アンソニー・ジャクソン」につきます。このリズム隊が全曲通して参加していることにより、独特のうねりと安心感というかリズムが暴れず統一感をもたらしています。

特に一曲目の「STUFF LIKE THAT」はスティーブとアンソニーなくしては語れない作品だと思います。スティーブお得意の8ビートを基本にして16ビートを感じさせる裏打ちのハイハットワークとタメの効いたスネア。アンソニーのブリブリ(?)とした無駄の無い、うねる様なベースライン。勝手に体が動いてしまいます。本当にそうなんです。こんな躍動感のある曲、なかなかありません。楽しくなってくるんですよ。参加したミュージシャンが全員、いや、そこにいた全員が踊っているのが目に浮かびます。(1発録りじゃないとは思うんですが、もしそうだったらの話・・です)。この曲に限らず、そんな雰囲気が漂ってます。それと、美しい曲はどこまでも美しく・・・説明できません・・・・とにかく、理屈じゃない「生きた音楽」を是非聴いてください。

さて・・・ここが私的FUSION・・・

名曲、「Tell me a bedtime story」何度聴いても凄いです。メロディーが美しい曲です。ハービーハンコックの作品なのですが、ハンコックさんのエレピが控えめなんでよ・・・と最初そう思ってました。しかし、中盤(CD・TIME 2:03頃から)からハンコックさんのエレピソロに突入するんですが、徐々にストリングスに消されて・・・というか、「溶け込んで」しまいます。ほとんどストリングスしか聞こえませんが、そのフレーズはまさにハンコックさんのフレーズ以外の何ものでもありません。これは・・・ハンコックさんのエレピソロにストリングスをまったく同じようにダビングしたとしか思えません(絶句)。クレジットではストリングスだけでコンサート・マスター含め19人います。ハンコックさんのアドリブソロを採譜し、その19人にストリングスとアドリブソロをユニゾンさせてしまい、ある意味逆にハンコックさんのエレピを隠し味にしてしまうセンスと才能と度胸(笑)。・・言葉もありません。

しかし、これもハンコックさんのアドリブが美しく完成されたものである証拠だと思います。。ハンコックさんに対するクインシーさんの最大の賛辞ではないのでしょうか。クインシーの才能とハンコックの才能、そしてその美しいまでの融合。ここが私的FUSION

追伸>2曲目の「I'm gonna miss you in the morning」でのトム・スコットのリリコン・ソロ、大好きです

蛇足情報***1987年にヒットした曲*** 冬の稲妻、キャンディー、夏の御嬢さん、闘牛士(CHARさん、こんにちは)

それじゃ。また。

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