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検体番号21 <TOCHIKA(トチカ)>

21 今回解析するのは「渡辺香津美さん」の<TOCHIKA(トチカ)>(1980年発表)です。
この「トチカ」は本当に凄いアルバムです。今でも「ジャパニーズ・フュージョンの金字塔の一つ」としてその歴史に燦然と輝いています。陳腐な表現ですがこれは確かな「事実・真実」です。
それと・・・この黄色いジャケットが目立ちます。CDだからインパクト薄いですけれどLPをみてください。結構凄い存在感ですよ。これ(LP)が店頭にポスターと一緒に並んだのです。日立のCMとの相乗効果は抜群です。

1.LIQUID FINGERS
2.BLACK CANAL
3.TO CHI KA
4.COKUMO ISLAND
5.UNICORN
6.DON'T BE SILLY
7.SAYONARA
8.MANHATTAN FLU DANCE

PRODUCE : MIKE MAINIERI(マイク・マイニエリ)

曲名が素敵です。香津美さんはこのアルバムに限らず結構曲名が意味深(不可?)です。

1.LIQUID FINGER
(g)Kazumi Watanaba (g)Joe Caro (key)kenny Kirkland (b)Marcus Miller (d)Steve Jordan

一曲目から凄いテンションです。これから始まる「何か」を予測させます。マーカス・ミラーのチョッパーがインパクト大です。因みに私はこの曲で初めてマーカスというベーシストを認識しました。ギターはサスティーンがそれほどないナチュラル・ディストーションがバックに埋もれず、彼独特のフレージングがより一層際立っています。まさに「流暢な指」です。

2.BLACK CANAL
(g)Kazumi Watanaba (g)Joe Caro (key,pf-solo)kenny Kirkland (oberheim)Warren Bernhardt (b)Marcus Miller (d)Steve Jordan (oberheim programming)Ed Walsh

ミドルテンポで、ゆっくり流れる「黒い運河」の如くギターが奏でる少し不気味なテーマが印象的な曲です。ギターソロに入る直前の一寸した「間」がたまりません。ケニー・カークランドのピアノ・ソロが素晴らしいですね。

3.TO CHI KA
(g)Kazumi Watanaba (vibes)Mike Mainieri

ちょっと冷たくてどこまでも美しいアコースティック・ギター(アダマス)とビブラフォンのデュオです。マイクの奏でるビブラフォンが美しくて透明感溢れる演奏は流石の一言です。「寒い晩秋の澄んだ夜空に浮かぶ月がギターで星はビブラフォン」の様に自然にお互いが静かに存在しています。(センスの無い例えですみません。)

4.COKUMO ISLAND
(g)Kazumi Watanaba (g)Joe Caro (key,pf-solo)kenny Kirkland (key,oberheim)Warren Bernhardt (fletless・b)Tony Levin (d)Peter Erskine (t・sax) Michael Brecker (oberheim programming)Ed Walsh

香津美さんのギターとマイケル・ブレッカーのSAXが奏でるメロディーのユニゾンがカッコいいですね。トニー・レビンのフレットレス・ベースが非常に面白いフレージングで好きです。ピーター・アースキンのドラムも凄い暴れまくっています。そのリズム隊に乗っかる後半のマイケル・ブレッカーのSAXソロは必聴ものです。キング・クリムゾンのベーシストとウエザー・リポートのドラムですよ。そこにマイケル・ブレッカーですよ。もう平伏すしかございません。

余談ですが、T-スクエアーのグラビティーというアルバムに「エクスプローラー」という曲があります。この曲と「コクモ・アイランド」テーマとか似てると思いませんか?この曲の作者・須藤満さんは予てから「トチカには相当影響された」と公言しています。もしかすると「Explorer(探検家)=香津美さん」ではないのかな?彼なりの香津美さんに対するリスペクトソング的意味だと思いますがいかがでしょうか?(多分否定されるだろうな・・・)

5.UNICORN
(g)Kazumi Watanaba (g)Joe Caro (key)kenny Kirkland (oberheim)Warren Bernhardt (b)Marcus Miller (d)Steve Jordan (oberheim programming)Ed Walsh (vibes)Mike Mainieri

ご存知、ジャパニーズ・フュージョンをいや、全フュージョンを代表する名曲です。「チャチャ チャラ~チャラ」その後ろでマーカス・ミラーのツーフィンガープレイがタイトです。一転、ギターソロが凄いです。何が凄いかと言うと、まず香津美さんのアドリブフレーズ。どうしたらこんな演奏できるのでしょうか。「A7→ G7→ B♭M7→ Gm7」の面白いコード進行(このコード採譜ちょっと自信ないです)でこれだけ存在感のあるギターソロ。まさに「歴史的名演」です。そしてそのソロのバックでうねるマーカスのチョッパー(結構弾きまくっています)。これだけ凄いのにメインのギターソロを喰ってしまわないぎりぎりのバランス感覚。マーカス本人は勿論のこと、多分エンジニアさんの腕なのでしょうね。参りました。

またまた余談ですが、この「ユニコーン」が日立のテレビCMで流れていたのは有名です。しかし、そのCMはこのアルバムの「ユニコーン」ではなく「香津美さん、ポンタさん、坂本龍一さん、高水健司さん」の演奏によるものらしいとの未確認情報があります。となると、どこかにその音源が存在すると言うことですよ。これは是非聴きたいですよね。でも・・・本当かな?そもそもこのレコーディングとCM放映はどちらが先だったのでしょうか? ご存知の方「必ずコメント下さい。切実なお願いです。」

6.DON'T BE SILLY
(g,g-syn)Kazumi Watanaba (g)Joe Caro (key)kenny Kirkland (oberheim-solo)Warren Bernhardt (b)Marcus Miller (d)Steve Jordan (oberheim programming)Ed Walsh (vibes)Mike Mainieri

この曲で当時発売されたばかりのコルグ・ギターシンセが使われているとの事ですが・・・どこなのかはっきりいって私にはよく分りません(笑)。この曲でのマーカスとスティーブ・ジョーダンのリズムはタイトで、そこはかとなくファンキーで思わずオアーバーアクションでリズムをとっている自分が恥ずかしくなります(笑)。しかし・・・DON'T BE SILLY(ふざけた事を言うなよ)のタイトルが意味不明で好きです。

7,SAYONARA
(g)Kazumi Watanaba (key,oberheim)Warren Bernhardt (fletless・b)Tony Levin (d)Peter Erskine (oberheim programming)Ed Walsh

これも名曲です。イントロでトニーがフレットレスでメロディーを弾いていますが、日本的情緒溢れるメロディーがフレットレスベースとマッチして素敵です。ピアノ・ソロもやはりどこか日本的です。日本人は香津美さんしかいないのに・・・不思議ですよね。ピアノソロが終わったあとの一寸した盛上げかたに参加ミュージシャンの職人的力量を感じます。香津美さんのギターは非常に日本人の「わびさび」を感じさせるしっとりとした叙情的なギターで攻めています。そして何よりローマ字綴りの「SAYONARA」この題名が好きです。本当に名曲です。

8.MANHATTAN FLU DANCE
(g)Kazumi Watanaba (key)Warren Bernhardt (b)Tony Levin (d)Peter Erskine (t・sax)Michael Brecker

最後を締め括るのは、ちょっと派手なシャッフルナンバーです。これでもかと言わんばかりに弾きまくる香津美さんの姿がすぐ目の前に見えるような気がします。それを受けてたつマイケル・ブレッカーは結構冷静にブロウしています。ちょっとだけトニー・レビンのチョッパーが聴けて得した気分です(笑)。

・・・さて、ここがFUSION(フュージョン)・・・

アルバム全体を聴いてまず、2つの流れが在るのに気づきます。ひとつは「ロック・ファンク寄りの曲」にはマーカス・ミラーとスティーブ・ジョーダンのリズム隊。「ジャズ的アプローチの曲」ではトニー・レビンとピーター・アースキンのリズム隊、と言ったように完全に曲質によって起用法がはっきりしています。多分プロデューサーでもあるマイク・マイニエリの采配だと思うのですが、見事に功を奏しています。それによりメリハリの効いた単調にならないアルバムに仕上がっています。

また、曲の時間も短過ぎず長過ぎず、丁度よい時間です。これは重要なことで、これだけ緊張感のある演奏の音楽はリスナーも長い時間聴いているとやはり「疲れ」てきます。逆に短過ぎると今度は物足りなさによる「ストレス」が溜まります。ですからリスナーサイドに立つと結構残念な気もしますが理に適った事だと思います。

そして、このアルバムのどの曲をとっても、フュージョンに在りがちな「BGMやイージーリスニング」としては存在しにくい楽曲です。それがかえって「安売りできないが為、いつまでも色あせないアルバム」として存在し、永く愛聴できるのではないかと解析します。

何れにせよ、冒頭に記した如く、「ジャパニーズ・フュージョンの金字塔の一つ」として存在するのは確実です。1980年に、他に類を見ないオンリー・ワン的なアルバムを当時27才(プロ歴10年)の香津美さんがこの作品を作成したこと自体が私的FUSIONです。

***1980年のヒット曲*** TOKIO、パープル・タウン、さよなら、ライド・オン・タイム

それじゃ。また。

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コメント

とうとう出ましたね!
Unicornだけは、私も死ぬほど聞いてます。
別バージョンの件は、あいにく分からないですが、この曲を後日Moboの頃かな、ポンタとグレッグ・リーのトリオでスパニッシュ風にやってたのをTVで観ました。かっこよかったです。
私はこの曲を、いつか弾きこなせるようになりたいです。

投稿: elmar35 | 2005/11/21 22:58

elmar35さん。早速のコメントありがとうございます。
本当はもう少し早く解析したかったんですが、なにぶん難しいアルバムなもので構想に時間かけ過ぎました。
・・・<私はこの曲を、いつか弾きこなせるようになりたいです。>・・・同感ですが、私は諦めました(笑)。

投稿: FUSION | 2005/11/21 23:38

そうか。このアルバムはバックが外国人ミュージシャンでしたね。すっかり忘れていました。
同じ頃に松岡さんプロデュースで向井滋春さんの「PLEASURE」というアルバムがありますが、
レコーディングのときに向こうで合流したような話を読んだ覚えがあります。

須藤さんの曲と聴き比べてみました。
う~ん、微妙に似ているような気もするけれど。

> ポンタとグレッグ・リーのトリオ

MOBO IIIですね。
聞いたことがあるか無いか覚えてないけど、演っていそうですね。

投稿: WESING | 2005/11/22 22:24

WESINGさんへ。
・・・ <向井滋春さんの「PLEASURE」というアルバムがありますが、レコーディングのときに向こうで合流したような話を読んだ覚えがあります。> ・・・ そういえば「トチカ」も「PLEASURE」も日本コロンビアですよね。何か音源とかありそうな予感しませんか?ガッド、マーカス、マイク、ジェフ・ミロノフ、香津美さん、松岡さん、向井さんなんて夢の様な共演・・・なんて無いですよね(笑)。

本文にあるユニコーンのCM別バージョンの件はご存知ありませんか。WESINGさんなら何か手がかりをもらえそうな気がしたのですが・・・。どうでしょう。

投稿: FUSION | 2005/11/22 22:48

おはようございます。二日酔いです。
「トチカ」ついに出ましたね~!待ってましたです。まずはお決まりのTBをさせていただきます。FUSIONさんとの情報交換が始まったのはこのアルバムがきっかけでしたね。
「解析」を拝見しました。ギタリストの立場で鋭い解析をされているのが見事です。きっとリアルタイムでギターをコピーされたのだと想像します。
本作のちょっとトレブリーなギターの音が好きなのですが、これはギターがレスポールスペシャル(?)だからでしょうか。この音は後のアルバムでは聴けないですよね?
また、私はキーボード弾きなので、ギターと同じくらいキーボードの方にも耳が行ってしまうのが悲しい性です。ケニー・カークランドの「ジャズっぽいけど全然ジャズじゃない」ピアノとか、「コクモ・アイランド」のイントロのシンセサイザーとか。
私の古い採譜メモによると、ユニコーンのコード進行の最初の2小節はA7♭9→C7となっていました。細かい話はどうでもいいか(笑)

PS:「KYLYN」もお願いします。

投稿: major_keys | 2005/11/23 11:33

major_keys さん。お待ちしておりました(笑)
今回の解析、じつは major_keys さんがキリンをレビューしていたのに触発されて、やっと実現させたと言うのが本当のところです。一度はやめようかと思ったのですがやはり「外せない一枚」でした。キリンも難題ですよ。
・・・<情報交換が始まったのはこのアルバムがきっかけでしたね。>・・・そうでしたね。やはりここでも重要なアルバムですね。
コード進行の件ですが・・・<A7♭9→C7>・・・やはりテンション入っていましたか、A7♭9・・・納得です。やはりmajor_keys さん只者ではないな。
余談ですが、このアルバムに使用したギターですがメインはレスポールアニバーサリーとアレンビックとの情報(未確認)あります。それを特にレスポールアニバーサリーをエフェクターを極力使用しないでアンプ(ブギー)直で鳴らしたようです。この為かちょっと荒々しくトレブリーなギターの音になったのではないかと予想します。何れにせよマイクとエンジニアさんの考えかも知れません(未確認情報で本当にすみません。ネットでこの様な不確信的発言はいけないと理解しているのですが・・・書かずにはいられない悲しい性です)

投稿: FUSION | 2005/11/23 11:58

ユニコーンのCM別バージョンの件はまったくの初耳ですね。
このアルバムのトラックダウン終了が3月末なので、それ以前にCMが流れていればその話は本当だということになりそうです。
 当時のアドリブ6月号のレコード紹介に「CMにも使われている曲」との記述があります。
それから、Lo-Dのカセット、メタル・テープ(ME)のCMが香津美さんの写真で掲載されています。

レコーディング日記を読むと「向井さん、松岡さんと合流してワシントン・スクェアでストリート・ミュージシャンをする」と書かれています。隣りでエレキ・ガンガンでやっていたので、負けじとアコースティックで対抗したそうです。アコースティックということは松岡さんはパーカッションだったのかな。アコピを持っていけるわけが無い。(笑)

香津美さんの楽器について。
エフェクターはすべて日本から持っていった。ギターはおなじみのアレンビックの特注品。
と、書かれています。ただ、載っている写真のものがそうであって、他にも使っているのかもしれません。

投稿: WESING | 2005/11/23 21:27

WESINGさん。貴重な情報感謝します。それにしても相変わらず凄い事情通ですね。1980年の「アドリブ誌」を所有しているとは・・・恐れ入りました。

 「向井さん、松岡さんと合流してワシントン・スクェアでストリート・ミュージシャンをする」・・・凄いですよね。ワシントン・スクェアでストリート・ミュージシャンですか、なんだか妙に嬉しくなってきますよね。当り前ですけれど、現在では絶対有得ない事ですから。しかもアコースティックで。見たいですね。
 ユニコーンのCM別バージョンの件は当時のバンド仲間のベーシストが「CMとアルバムのベースラインが違うんだよね。何でだろう?」といった言葉がずっと気になっていて、最近になり知人にその件を話したら、その方から教えられたのです。その人も情報源は忘れたとの事でした。しかし・・・本当かな?やはり気になります。

投稿: FUSION | 2005/11/23 21:58

書き忘れましたが、「この模様はラジオで放送される筈」と書いてました。ラジオってAMなのかFMなのかも分からないけど、聞いてみたいものです。

投稿: WESING | 2005/11/24 23:16

WESINGさんへ。返信遅くなりました。
「この模様はラジオで放送される筈」・・・音源ありましたか。驚きです。聴いてみたいですね。
情報ありがとうございました。

投稿: FUSION | 2005/11/25 15:42

近くに洗足学園という音大があるんでコンサートなどがあるときたまに通っています。
有料のジャズのコンサートがあった時に入ってみたら、客室教授である彼がゲストで出たときは狂喜乱舞でした。
でもこの時は純粋にジャズでホレス・シルヴァーのNutvilleを演奏してました。かっこよかった。
町田にコンサートに来た時も見に行きました。アンコールでユニコーンを弾いてくれました。ちょー感動!!

投稿: でんた | 2006/01/15 20:50

・・・<近くに洗足学園という音大>・・・あの深町さんが一時講師を務めていた大学ですね。いい環境で羨ましい限りです。
・・・<アンコールでユニコーンを弾いてくれました>・・・益々羨ましい限りです(笑)

投稿: FUSION | 2006/01/15 22:23

深町さんがいたんですか、おー。
それと有名どころでは向井滋春さんが講師陣にいますね。

投稿: でんた | 2006/01/15 22:38

こちらにもおじゃまします。FUSIONさんの分析には脱帽ですね。知ったかぶりの解説が多い世の中ですが、音楽的バックグランドが奥深いためなのはもちろんだと思うのですが、きっと相当聞き込んだあとでの曲やアルバムへの愛着からの分析なのでしょうね。なるほどと共感したり気づかされたりする箇所が多いです。UNICORNは、私の記憶だと、コマーシャルが先です。当時のうわさでは、「コマーシャルの部分だけの録音だったのが、反響がよいので曲にした」というものをききましたが、真偽のほどは定かではありません。ちなみにわたし、シングルもスコアももってますがほとんどまねできません(笑) スコアは、当時のものはバンド仲間に奪われたままなので数年前にヤフオクで買いなおしたところ、かなりの高額で超散財でした。

投稿: KP | 2006/07/30 02:41

KPさんへ。コメント感謝致します。

度重なるありがたいコメント、本当に嬉しく思います。
どうしても昔聴いた思い込みの深いアルバムは偏ったレヴューしか出来なくなりお恥かしい文章になってしまいます。

KPさんのコメントから、私以上に、いや、私など足元にも及ばないほどの情熱と愛情を感じます。

UNICORNの別バージョンの件ですが、貴重な情報感謝致します。この件に関しては長年の疑問だったのですがやっと解決しました。

最後になりましたがありがたいお言葉の数々、恐縮するばかりです。有難う御座いました。

投稿: FUSION | 2006/07/30 12:26

またお会いできました。偶然です(笑)
しかし、FUSIONさんのレビューは良いですね。
ひらやまゆういちやハギワラケンタよりも説得力があります。

やっと本作のLPをamazonにて入手いたしました。(3990円)
ちなみに本作のCDを2枚持っていましたが、LPがダントツで音質が良い上に、商品の質感や見た目が違います。

ユニコーンの件ですが、ほかの方のコメント通り、日立のCM用に作成された曲です。
パイオニアが高中、日立は香津美です。
当時、日立は大人気音楽番組ザ・ベストテンのスポンサーであり、番組の合間にユニコーンが流れていたわけですから、話題にならない方が変です。
ユニコーンには、TOCHIKAバージョンとCMバージョンの2パターンが存在します。
CMバージョンの方がアレンジが派手です。
ただ、CMバージョンは何処まで完成された曲なのかは不明です。
(あくまで、CM用に制作された曲ですから。ただ、リズムセクションの感じが違いすぎるので、それぞれ演奏メンバーは違うものと推察します。)
このアーチストは最近のアコギ路線が好きで、2年に1回のペースでGIGに行っていますが、ユニコーンのアコギバージョンも聴いてみたいですね(手指が痛くなりますね。)
ちなみにCMバージョンの方が約1年程、早いです。

追記
フルーツケーキ再発おめでとうございます。

私がFUSION(フュージョン)と思った音楽がFUSION(笑)」と言うことですが、私の場合は、私がPOPと思った音楽がPOPです(笑)」
従って、パンクも演歌も高中も私にとってはPOPです。


投稿: ダイナマイト150t | 2010/11/29 17:45

追記②
CMバージョンの話は、渋谷陽一先生のラジオでも聴きました。

投稿: ダイナマイト150t | 2010/11/29 18:04

ダイナマイト150tさんへ。コメント感謝致します。

トチカCMバージョンの詳しい情報有難う御座います。しかしこの「ユニコーン」という曲、実に多くの方々が関心を寄せられているようですネ。改めて名曲と実感しました。また様々な演奏があり、その全てが名演で驚くばかりです。そう言えばCMバージョンが以前you tubeにupされておりました。

>私がPOPと思った音楽がPOPです(笑)
ダイナマイト150tさんのお考えに大賛成です。
「ジャンルに拘るノンジャンル派」がモットーの私です

投稿: FUSION | 2010/11/30 14:29

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 1980年発表。「ユニコーン」がTVCMに使われて大ブレイクし、ジャズ・フュージョンとしては記録的なセールスとなった名盤。まさに「ジャズ・フュージョンの教科書」で、名曲・難曲がギッシリです。  これは語り出すとキリがないので、違った角度でザクッとコメントしましょう。1の出だしのローズピアノはキーボードを始めた頃にちょこっとコピーした思い出があります。途中の決めのフレーズはTV番組「たけしのスポーツ大将」(懐かしい~)で密かに使われてましたよ。2では故ケニー・カークランドのピアノソロが聴けます。某... [続きを読む]

受信: 2005/11/23 11:31

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