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検体番号55 <HIGH VISIBILITY(ハイ・ヴィジビリティー)>

55 今回解析するのは、「VICTOR FELDMAN’S GENERATION BAND(ヴィクター・フェルドマンズ・ジェネレーション・バンド)」<HIGH VISIBILITY(ハイ・ヴィジビリティー)>(1985年発表)です。

私にとって「スティーリーダン」というバンドは特別な存在だったりします。彼達(ドナルド・フェイゲンとウオルター・ベッカーの二人?)の創り出すロックとジャズを融合させた独特な臨場感と渋さは他に類を見ない程に当時から完成されたものでした。それは非常に有能なミュージシャンが結集し、「スティーリーダン」サウンドを創り上げているのですが、そんな中に、個人的ですが非常に気になるミュージシャンがいます。
それが今回紹介する「ヴィクター・フェルドマン」です。

「ヴィクター・フェルドマン」を始めて知ったのは「スティーリーダン」の「AJA」と言うアルバムの「ブラック・カウ」という曲で新鮮なエレピ・サウンドにビックリしたのがきっかけでした。当初、ドナルド・フェイゲンが弾いているのだと思っていましたが「ヴィクター・フェルドマン」だと知り、それ以来「スティーリーダン」のアルバムを聴くたびに彼の名前がクレジットされ,その度に気になる存在となったのでした。

そんな彼が1985年に彼のバンド名義で発表されたのがこの作品です。

01. Cafe Lido (M.Bennett)
02. High Visibility (J.Conlan)
03. Brazilia (M.Bennett)
04. Candy Dance  (V.Feldman)
05. Low Visibility (M.Bennett)
06. Downtown Dallas (M.Bennett])
07. China Blues (M.Bennett) 
08. Seven Steps To Heaven (V.Feldman, M.Davis)

Victor Feldman(Rhodes piano, pf,per,vibes,marimba,syn, syn-solos)  Tom Scott(lyricon, sax) Max Bennett(b) Abraham Laboriel(b-on 4,8)  Dean Parks(g) Joseph Conlan(syn, Linn drums)  Trevor Feldman(d)

日本で「L.A スーパー・リズム」と言う名称で発売されていました。これ以外にも5枚ものアルバムがこの名称で発売されています。ライナーによると「この呼び名は日本においてソロ、バンド問わず、彼のプロジェクトの総称」・・・だそうです

しかし、残念な事に、1987年5月12日心臓発作により54歳という若さでこの世を去りました。本当に残念です。
じつはこの「HIGH VISIBILITY」、日本では「ザ・ラスト」と言う題名で1989年に発売されていました。しかし、アメリカでは彼達の3作目にあたる作品で1985年に発表されていました(何故なのか不明です)。
ですから、実際のラストアルバムは1987年に発表された「SMOOTH」・・・このアルバムが遺作になるのでしょうか?(この作品も解析予定とします)
ここで彼の歴史にチョッとだけ触れると・・・1934年イギリス生まれ。1955年からアメリカに渡りJAZZシーンで活躍していました。ベニー・グッドマン・バンドやマイルス・デイヴィスとの共演をはじめ、リッキー・リー・ジョーンズやジノ・バネリ、L.A.エクスプレス、意外なところでは私が以前紹介した松居和さんの「Time No Longer」で「Bonfire」に参加しています。

因みに今回紹介するこのアルバムにドラムとして参加している「トレバー・フェルドマン」は彼の御子息だそうです。このアルバムではエンジニアとMIXも担当しています。実はもう一人ベーシストで「ジェイク・フェルドマン」も以前は参加していましたが、この作品には参加していません。バンド名の「VICTOR FELDMAN’S GENERATION BAND」は直訳どおり、「ヴィクター・フェルドマン一族バンド」という事でした。
謎は・・・このアルバムのProducerに名を記すJosh Derek Feldmanは如何なる関係か・・・です(笑)。

01. Cafe Lido
明快で流れる様なフレーズを、洗練されたトレヴァー・フェルドマンとマックス・ベネットのリズム隊とディーン・パークスのツボを得たシンプルなバッキングが心地良いグルーヴと躍動感をこの曲に刻み込んでいます。
アンサンブルに徹したヴィクターのプレイは流石です。目立ちませんが、しっかり全体をバランスよく固め、職人的な手腕を感じます。
トム・スコットのワイルド感溢れるSAXが、この曲をより力強いものにしていますね。

02. High Visibility
シンセ・ベースとLinn drumsが創り出す無機的なサウンドをバックに、ヴィクターとジョセフ・コンランのシンセが縦横無尽に飛び交います。躍動感溢れるプレイ、とキレ味鋭いキーボード・サウンドに圧倒させられますね。そこに、トムのリリコンが瞬発性の高いスピード感溢れるプレイで絡んできます。
これだけデジタルサウンドで満たされているにも係わらず、とてもヒューマンなサウンドに聴こえてくるのは不思議です。個人的には非常に興味深いサウンドです。

03. Brazilia
よくテレビのBGMで耳にする曲です。南国のリゾートを感じさせるような穏やかなサウンドの中にも、爽快な躍動感を覚えるフレキシブルなリズムが明るさ(決して“陽気”ではありません)を演出した魅力的な作品ですね。
確かにリズムはサンバの手法を取入れていますが、そのブライトなサウンドはブラジルと言うよりも西海岸をイメージしてしまうのですが・・・?

04. Candy Dance
軽やかで弾みのあるポップなサウンドはリスナーをも楽しくさせるマジックの様でもあります。単調なメロディーをここまで聴かせてしまうその手法はやはり流石です。旋律自体が持っている魅力を引き出したアレンジと無駄の無い演奏には脱帽です。マリンバを隠し味的に使ってシンセサウンドに独特の人間味を加え、暖かい音を響かせています。
ディーン・パークスのカッティングと、エイブの太いベースが印象的ですね。この二人が居るだけで「コイノニア」を連想してしまいますネ(だいぶ違いますが・・笑)。

05. Low Visibility
ジョセフの作品です。彼らしいデジタルサウンドを駆使した無機的なリズムが切ないメロディーをより明確に仕上ています。トムのリリコンとSAXによると思われるフレーズが、そのさりげない哀愁を心に留めるノスタルジー溢れるサウンドです。
視界不良・・・題名がこの楽曲の持つイメージを物語っています。

06. Downtown Dallas
躍動感とキレ味鋭いリズムワークが爽快なファンキー・ナンバーです。ここでもディーン・パークスのカッティングが絶大な威力を発揮してくれています。
この曲でのヴィクターの歌うようなソロフレーズは聴いていて気持ちが良いですね。実に滑らかでファンキーなエレピ(ローズ)ソロを展開しています。
トムのSAXも負けず劣らず、ダイナミックなインプロヴィゼーションを展開しています。
このアルバム中で最もリズムを感じさせ、フュージョンらしさを堪能できる作品です。

07. China Blues
何処かノスタルジーを感じさせるサウンドとリリカルさが程よく調和し、過剰な感情を抑えた精悍な作品です。
派手な仕掛けなど一切ありません。しかし、彼らなりのアジアンテイストといったイメージをコンテンポラリーサウンドで表現しているのでしょうか?「China Blues」と言う題名がそれを物語っています。「Blues」とは哀しみを表現するために生まれた音楽だとしたら、この曲の持つ「Blues」と言う多義的なものをリスナーそれぞれが幅広い解釈で聴いてください。

08. Seven Steps To Heaven
原曲はマイルス・デイヴィスが1963年に発表した「SEVEN STEPS TO HEAVEN」と言うアルバムに収録されたヴィクターの作品です。(驚く事にマイルスのアルバムでは、この曲にヴィクターはプレイヤーとして参加していないのです)
彼の原点に立ち戻ったかのような選曲は興味深いですね。レトロな感じなど全く無く、今聴いても新鮮です。
しなやかで小気味良いスウィング感は原曲そのままですが、そのトラディショナルなサウンドを再構築し、彼自身の音楽に変化させこのアルバムに上手く溶け込ませています。
トムのSAXが華麗に、そして踊るようにブロウしています。
また、この曲のベースはエイブです。彼のチョッパー・ソロがこの曲をより新鮮なものにしています。4曲目の「Candy Dance」もそうですがヴィクターの作品では、必ずエイブのベースがフューチャーされている点は興味深いですね。
因みにマイルスの「QUIET NIGHTS」と言うアルバムにもヴィクターは参加していましたね。
今となってはマイルスもヴィクターもこの世には存在しないのですね。悲しい事ですね。

☆☆☆ ここが私的FUSION(フュージョン) ☆☆☆

以下、あくまでも私個人の憶測と推測による仮定的なコメントですので、事実か否か定かではありません。この点、ご了承下さい。また、お気付きの点ございましたらコメント頂けると幸いです。それでは・・・

音楽の楽しみ方は個々のもつセンスや環境と言ったもので大きく変わってきますが、それはリスナーだけでなく、当然ミュージシャンにも言える事です。
ヴィクターの経歴を見るとJAZZを基点として、そこから様々なセッションを経験しと事を考えれば、多種多用な表現方法を身に付けていた事は推して知るところでしょう。そんな彼の事、常に新しい表現手段を模索していた事は当然でしょう。

この作品が発表された1985年といった時代背景から、デジタルシンセが音楽業界に出現して一般的なツールになり始めてきた時期だと記憶しています。

しかし、失礼ながらデジタルサウンドが台等してくると、そのテクノロジーを操るだけの技術が必要になってくるのですが、その点、彼にとっては大きな問題だったのではないでしょうか。

そこを上手くサポートしたのが「Joseph Conlan」だと推測できます。かれはソングライターでもあり、プレイヤーでもありそしてアレンジャーでもあり、またサウンドプログラマーでもあり、そのマルチな才能をヴィクターは高く評価していた事は、後のアルバム「SMOOTH」のプロデューサーが彼だった事と、そのアルバムの9曲中8曲も彼の作品だった事が証明していますね。

この作品をヴィクター本人がどう解釈しているのか今となっては知る術はありません。しかし、このアルバムから、デジタルシンセが全編にフューチャーされていますが、この辺においてもヴィクター本人が自己のサウンドを表現する手段としてその導入を積極的になった事は推して知るところでしょう。

確かに、このアルバム「HIGH VISIBILITY」においてヴィクター本人による楽曲は2曲のみと少々寂しいものとなっていますし、凄まじいインプロヴィゼーションやインタープレイはそれ程ありませんが、「VICTOR FELDMAN’S GENERATION BAND」というバンドとして彼がリーダーシップを取り、自己のバンドとしてのサウンドを押し進めたところにこそ、このアルバムの価値があるのではないでしょうか。それはこのアルバムのライナーに豊島としき氏がコメントされていました、「聴きやすさという意味での完成度が求められているL.A.フュージョンでは、自己満足的なアドリブ大会よりも、アンサンブルの妙が重視される・・・」この言葉の意味するところは至極重要だと思います。そして耳障りが良く、みずみずしいサウンドがそれをより一層際立てています。

もしこれらのアルバムが実験的な作品とするならば、あまりにも高品質だと思うのです。それは、今聴いても決してそのサウンドは古さを感じさせない作品だと思うからなのですが・・・如何でしょうか?
同時期に発表されたデジタルシンセを前面に押し出した他のミュージシャンの作品と比較した時、その決定的な違いは、この作品のヒューマンとテクノロジーが上手く融合した違和感の無い自然でハイセンスでサウンドが体感できるところにあるといえるでしょう。それが現在聴いても鑑賞に耐えられる作品になったと言うだけの事なのかも知れませんね。

☆☆☆ 以上が私的FUSION(フュージョン) ☆☆☆

***1985年のヒット曲*** 恋におちて~Fall In Love~、Romanticが止まらない、ふられ気分でRock'n Roll、俺ら東京さ行ぐだ

それじゃ。また。

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コメント

おはようございます。
この方の名前は幾度と無く拝見してる割りに良く知らなかったので、ちょっと気になりチェックしてみました。
SteelyDanでは4th‘KatyLied’5th‘TheRoyalScam’6th‘Aja’で、ピアノ、バイブ、パーカッションでクレジットされてますが、7th‘Gaucho’では#2の1曲のみパーカッション参加にとどまってます。
他興味深い話としては、あの吟遊詩人TomWaitsやRickyLeeJonesらとも懇意だったそうですね。
それと'58年のソロ作‘TheArrivalOfVictorFeldman’には、なんとあのScotLafaro(b)が参加してるではありませんか!
嬉しい情報入手のきっかけになり感謝します。

・・毎度変な反応で申し訳ないですね。(笑)

投稿: elmar35 | 2006/06/25 09:23

elmar35さんへ。コメント感謝致します。

elmar35さんもスティーリー・ダンのファンだったのですね・・・ヴィクターは殆ど彼達の準メンバーみたいな存在でしたね。「Pretzel Logic」ではフラパンバなる楽器まで披露していますね。

>'58年のソロ作‘TheArrivalOfVictorFeldman’には、なんとあのScotLafaro(b)が参加してるではありませんか!
おっと!このアルバムの存在はしっていましたが(聴いた事はありません)、ベースがScotLafaroでしたか・・・ビル・エヴァンでのプレイしか知りませんが、嬉しい情報感謝致します。

吟遊詩人TomWaitsの件に関してはその存在すら知らなかったです(汗)これから調べてみます。

様々な情報、改めて感謝致します。

投稿: FUSION | 2006/06/25 12:24

良く見直すと1stから3rdまでクレジットありました。(汗)
3rdは手元のCDでは字が小さすぎて読めなかったので追跡止めたのがいけなかった・・ダメだな。
・・失礼しました。

投稿: elmar35 | 2006/06/25 14:00

elmar35さんへ。返信有難う御座います。

正直、スティーリーダンに参加しているミュージシャンはあまりにも多すぎて何が何だか分からない状態になりますよね・・・ましてやどのアルバムに誰が、何て把握仕切れませんよね。そこがまた魅力だったりしますが(笑)

情報ではクレジットされていない大物ミュージシャンも結構いるとか・・・やれやれ(笑)

投稿: FUSION | 2006/06/25 18:50

Victor FeldmanのL.A.Super Rhythmsは一枚目?の「Secret Of The Andes」だけレンタルしています。
これが'82.11.21.リリース。
「SOFT SHOULDER」'83.7.21.
「チェイシン・サンボーン」'84.9.21.
「フィエスタ」'85.1.21.
この4枚を記録してましたが、
レンタルできれば聞きたかったからでしょう。

この人は僕がよく聞いていた喜多嶋修さんの数多くのアルバムに参加しています。

投稿: WESING | 2006/06/26 22:31

WESINGさんへ。コメント感謝致します。

実のところ「Secret Of The Andes」と「SOFT SHOULDER」は非常に聴きたくて探しているのですがなかなか見つけられせん。レンタルも勿論今となっては・・・残念(涙)。気長に探すとします。

>喜多嶋修さんの数多くのアルバムに参加しています。
全く知りませんでしたが、なんとなく納得ですね。

何時もながら貴重な情報感謝致します。

投稿: FUSION | 2006/06/26 22:44

スティーリーダンファンにとっては大変勉強になる解説であり感謝致します

投稿: アルデステロンⅡ号 | 2006/06/28 09:06

アルデステロンⅡ号さんへ。コメント感謝致します。

スティーリーダンのファンはやはり多いようですね。音楽自体と演奏が高次元で融合しているのに、シンプルなサウンドが魅力的ですね・・・Victor Feldmanからチョッと離れてしまいましたね(笑)

投稿: FUSION | 2006/06/28 18:29

「FIESTA」「SMOOTH」
CDを持ってました。(^_^;;;

投稿: WESING | 2006/06/29 16:50

WESINGさんへ。コメント感謝致します。

「FIESTA」 はまだしも、「SMOOTH」 はやはり印象薄いですよね(笑)

投稿: FUSION | 2006/06/29 17:46

こんにちは。
コメントはお久しぶりです^^
このCDも聴きたくなります。
軽快で流れるようなメロディー、おまけに洗練されサウンドに
弱いんですよね。
トム・スコットさんは好きで以前聴いていたことがあります。

投稿: まりん | 2006/07/01 16:14

まりんさんへ。コメント感謝致します。

私の方こそご無沙汰しております。

>トム・スコットさんは好きで以前聴いていたことがあります。
おっと、私も彼のSAX大好きです。この作品とは若干傾向は違いますが、まりんさんの好きな・・軽快で流れるようなメロディー、おまけに洗練されサウンド・・・にはピッタリかも知れませんね。

でも、まりんさんが心待ちにしている、「デヴィッド・べノア」もいいですよね。

投稿: FUSION | 2006/07/01 17:06

ググってここに参りました。
ビクター・フェルドマン、懐かしくて良いですね。とは言うものほぼ毎日聴いていますが・・・
大昔LAにいた時に、ジェネレーションバンドのライブに参りました。ちょどLove Affairの際中で、感慨ひとしおでした。
トムスコットと話をすると、いつもヴィクターフェルドマンのことが出ます・・・

投稿: Panhard | 2013/01/26 11:31

Panhardさんへ。コメント感謝致します。

はじめまして。お立ち寄りありがとう御座います。
ビクター・フェルドマン・・・今聴いても古さを感じさせないサウンドですネ。Panhardさんが今でも愛聴されているのも頷けます。また、ライヴも拝見されたとのこと、羨ましい限りです。そしてLove Affair、、、お察し致します(笑)。
>トムスコットと話をすると、いつも・・・
えっ!!!凄いですネ!!!お知り合いとは!!!

最後になりましたが閑古鳥の鳴く当ブログをご覧頂いたこと心より嬉しく思います。ありがとう御座いました。

投稿: FUSION | 2013/01/26 22:46

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