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<RESONANCE VOX(レゾナンス・ボックス)> 検体番号79

79 今回解析するのは、「RESONANCE VOX(レゾナンス・ボックス)」の、その名もずばり<RESONANCE VOX(レゾナンス・ボックス)>(1993年発表)です。

桜の花も散り、春が通り過ぎようとしていますね。何だか今年の春は暖冬のせいか、何時もの春より些かくすんだ季節に感じた今日この頃です。

01.雨の水曜日 ( バカボン鈴木) 
02.BARONG (渡辺香津美)    
03.PARTIDO FORTE (八尋知洋)   
04.NO MONEY,NO GIRL,NO BUSINNESS,-But We Still Have Music ! (バカボン鈴木、東原力哉)
05.PONA PELA (渡辺香津美)    
06.KARULA (バカボン鈴木、東原力哉)    
07.GLORY'S STOMP (渡辺香津美)   
08.ON THE BEACH (バカボン鈴木)   
09.IRON CLAW (バカボン鈴木)   
10.MERCI BRICE (八尋知洋、渡辺香津美)   
11.FLOR (渡辺香津美)

※( )は作曲者

渡辺香津美(g,g-syn,charango)  バカボン鈴木 (b,hammond-org)  東原力哉(d)   八尋知洋(per)

そう言えば、今回紹介するこの「レゾナンス・ボックス」もスタジオ盤としてはこのアルバムを最後に散った,桜の花の様なバンドですね。解散宣言はしていないようですが・・・???
おっと・・・ライブアルバム「自業自得」もお忘れなく!!!

もし宜しかったら、以前紹介しましたOXOも御覧下さい。

<尚、今回の記事を書くにあたり、「ギター・マガジン1993年9月号」に掲載されました香津美さんのインタビューを参考にさせて頂きました。ご了承下さい。>

01.雨の水曜日
日常的ながらも実に情趣を感じさせるタイトルですね。香津美さん曰く 「山下公園の紫陽花を連想した」 とのコメントを残しています。その曲名から連想される様に、シンプルながらも叙情的で洗練された美しいメロディーがリスナーをその虜にします。このメロディーラインですが、その都度違ったサウンドで奏でられています。クリーン・サウンド、オーバー・ドライブ・サウンド、そしてサビはギター・シンセサウンド、と言ったようにそのサウンドは勿論、アーチキュレーションの付け方も流石です。また、ソロは一転し香津美さんらしく予定調和的を脱却したフレーズが新鮮です。この様なシンプルなコード進行だとソロのフレーズを予測できてしまえそうですが、流石は香津美さんです。また、力哉さんのライトながらも引締まったドラムが激しさとしなやかさを上手く演出していますね。特にバスドラとスネアのアクセントが絶妙です。これまた流石ですね。

02.BARONG 
無機的なカッティングとスケール・ライクなリフが印象的なイントロに続き、その先はもう香津美ギターワールドに突入です。彼の独壇場と言ったところですね。
全編に繰広げられる時に感情を露にしたかの如き非論理的で無軌道とも言えるそのインプロヴィゼーションにはただ驚き戸惑うばかりです。彼にしか構築出来ない独自の世界をまざまざと見せ付けられます。このソロは攻撃性を全面に押し出したサウンドの様にも聴こえますし、はたまた何らかの束縛から逃れる如き自由気ままに暴れまくったかの様にも感じます。リスナーを巻き込んでしまう迫力には不適切な言葉かも知れませんがモノマニーさえも感じる程です。レゾナンス・ボックスというバンドの一員として香津美さんの自己を表現するのに最もふさわしい手段で創られたのが、この作品と言えるのではないでしょうか。
当然、私のお気に入りの一曲です。もう平伏すしか御座いません。(笑)

03.PARTIDO FORTE    
ボッサ・テイストを感じさせる流麗で穏かなオープニングから徐々にその景観が変化して行きます。バスカリーノのアコースティック・ギターと空間を彩るパーカッションが心地良く響いていたかと思ったら、徐々にリズム隊の温度が上がって行きエネルギッシュな演奏を展開しています。時にスウィートで、時にアグレッシブと実に色彩感覚豊かでフレキシブルなフュージョンサウンドですね。バリエーション豊かな八尋さんのパーカッション・サウンドが光る一曲です。

04.NO MONEY,NO GIRL,NO BUSINNESS,-But We Still Have Music !
タイトルの意味が実に痛快です。「お金もない、女もいない、仕事もない。だけど俺達には音楽がある!」・・・力哉さんらしいネーミングですね(笑)。この曲はシングルになり発売されましたが、その件に関して香津美さんは「レコード会社の要望もあり、レゾナンス・ボックスというバンドを広く知って頂こうと言う事です。」とコメントしていました。その為かどうかは別として、実にポップで聴き易いナンバーですね。耳に馴染むメロディーはこのバンドとしては意外ですが、親和的な印象を与えてくれます。
しかし、それとは裏腹に、やはり香津美さんのワイルド且つエモーショナルなギターソロがこの曲を単なる心地良いだけの作品で終らせません。ポップさとダイナミックな感情の起伏が表現されたそのコントラストが実に鮮明となりリスナーに圧倒的な存在感を誇示し、レゾナンス・ボックスのサウンドに仕立て上げられています。また、香津美さんのソロを強力にバックアップするバカボンさんのベースが弾けてまくっていますね(笑)。
ギター・サウンドもナチュラル・ディストーションでノーギミックのストレートなサウンドですが、それがかえってこの曲を印象深くしていますね。
ポップなメロディーとハードなギター・サウンドが爽快で、シンプルさの中にもパワフルでワイルドを感じるストレートなナンバーです。

05.PONA PELA 
複雑なシーケンスラインのユニゾン・フレーズが実に印象的なオープニングですが、基本的にはメンバー各々のインプロビゼーションをふんだんに配ったライブ的で即興性の高い作品です。そこには作為的なコンセプト云々といったことは感じられない「レゾナンス・ボックス的コンテンポラリー・ジャズ」とも呼べるサウンドを繰り広げています。自由度が高い中にも緊張感が漲った演奏とそのサウンドに接する度に、彼達の音楽に対する集中力の高さを痛感するとともに、メンバー各々の手腕が遺憾なく発揮された作品です。このアルバムの中において、実に絶妙のバランス感覚を持った作品ですね。

06.KARULA
フレットレス・ベースの持つ艶と伸びのある独特のトーンが、この曲の持つ瞑想的でミステリアスな情景を見事に表現していますね。迷宮へ誘われたかの様な不思議なサウンドの様にも感じますし、少し肌寒い漂う澄んだ空気感も感じられます。息苦しくなるほどの緊張感や深い憂愁と言った感情をも伝わってきますが・・・正直、私にはこの作品を上手く表現出来ません。
独特の語り口で綴られた美しく程の透明感のある幻想的なイメージと、虚空の世界へ引き込まれる様な恐怖感にも似たイメージがシンクロした作品ですね。この脳細胞を刺激するコンフリクトは癖になりそうです。極度に感情を抑えて紡ぎ出されたギターとベースがこの曲の持つ その景観をより多義的にしています。音楽とは人間の心に何を及ぼすのか、そしてリスナーの心に如何なるイマジネーションを描かせるのかを考えさせられる作品ですね。

07.GLORY'S STOMP
時に荒々しく、そして時に繊細なフレーズを聴かせてくれるバンドのパワーを感じる強烈なナンバーです。一聴するとそれ程にそのパワーを感じない無いかもしれませんが、聴き込むほどに筋肉質で力強いエキセントリックなサウンドに豪快なパワーを徐々に感じる事でしょう。また、その要となるリズム隊のソリッドなドライブ感がこの曲のクオリティに大きく寄与しています。時にパワフルに、時にソフトにと、緩急自在で柔軟なスタイルを披露する力哉さんのドラミングが光る一曲でもありますね。また、非常にシンプルながらもウォームで太い低音でボトムを支えるバカボンさんのベースがこの曲に頑強ともいえる安定感と信頼感を付加しています。
実は、正直なところこの曲は後に発表されるアルバム「自業自得」に収録された方を強くお奨めします(笑)。やはりライブで聴きたい一曲ですよ、これは!
私的ですが、この曲がレゾナンス・ボックスの楽曲の中でも特に好きな作品の一つです。

08.ON THE BEACH   
今までのレゾナンス・ボックスのサウンドからはチョット想像も出来ない耳障りが良く爽快感溢れるみずみずしいサウンドにビックリです。しかし、そこは香津美さん、一筋縄ではいかないギター・プレイを響かせています。
この曲を説明するには香津美さんのコメントをそのまま紹介するのが一番適切かと思いましたので、「ギター・マガジン1993年9月号」に掲載されたインタビューを抜粋し掲載させて頂きます。

 *********
「イメージとしては湘南的なサウンドですね」
「これはやっぱり凄い気合を入れて弾かないとね・・・弾きながらストレス溜めて吐いたんじゃないかな」
「誰が聴いてもパッとわかるメロディーで、しかも誰にもならない様に弾くって言うのはものすごく自分の中ではテンションが高いわけ」
「フレージングっていうかいわゆるアーチキュレーションの付け方とかね、これは一番研究したかもしれないな。例えば同じメロディーが10回出てくるとしたら10回全部違う風に弾かないといけないとかね。かといってフェイクしたとかわかるほどに違っちゃいけないんだけど、微妙なテヌート感とかね、全部メロディーを壊さないようにテンポとイントネーションを変えて弾かないと・・・」
「僕のが成功しているかどうかは別としてやっぱりベンソンとかにしても、ああいう優れた演奏家っていうのは、例えば同じメロディーが10回か20回出てきても、全部きれいに弾き分けているんですよ・・・この曲が来た時は、ついに自分のところにもそういうのが来たなと思いましたね」

・・・以上「ギター・マガジン1993年9月号」より・・・
 *********

テクニック云々よりも一音一音のニュアンスを大切にし、如何にメロディー自体が持っている魅力を充分に引出しているのが伝わってくるコメントですね。香津美さんだからこそ許され、そして納得させられるお言葉です。この記事を読んで涙が出るほど感動したのを覚えています。私の座右の銘とも言えるコメントです。

09.IRON CLAW
マーシャルのアンプにダイレクトに繋いだダーティーな歪みから繰出される無頼で無骨ともいえる力強いギター・サウンドが圧倒的な存在感で私に迫って来ます。その豪快なパワーにリスナーの体力も消耗させられますね。レゾナンス・ボックス的ハードロックですね、これは!。イントロの力哉さんによるカウントからして実にスタジオライブ的な臨場感を感じさせます。ひたすらヘビーでパワフルにドライブするバンドサウンドは不思議な威厳といったものすら感じられます。
また、香津美さんの空間を引き裂くかの様なギター・ソロは圧巻!!!狂気的とも言える常軌を逸脱したそのロック魂溢れる熱く襲いかかるようなサウンドとプレイは聴いて怖くなる程です。
おっと、香津美選手、メタル・ピックとワウという凶器を取り出しました!何するんでしょうか!!!危ないですね!・・・タイトルがプロレスラー、フリッツ・フォン・エリックの必殺技「鉄のつめ」でしたネ(笑)。

10.MERCI BRICE
サウンド・コラージュ的な装いを施した実に表現するに難しいサウンドですね。シリアスなサウンドを響かせていたかと思ったら、牧歌的なサウンドが顔を覗かせたり、時にコミカルで・・・不思議なサウンドです。
「上を向いて歩こう」をパロッたフレーズが飛び出したり、同じ様なフレーズでメジャーとマイナーを行ったり来たり、日本のお祭り的なリズムパターンが飛び出した後、前衛的なギター・ソロで暴れまくったりとメンバー全員の緩急自在な演奏スタイルを刻み込んだ一曲です。マニアックな異端性を感じる作品ですが、これぞ「レゾナンス・ボックス」の真骨頂なのかもしれませんね。
また、パーカッションがこの曲の持つ無国籍風の景観を上手に演出し、その手腕を遺憾なく発揮しています。八尋さんのセンスが光るナンバーでもあります。

11.FLOR
ナイロン弦のアコースティックギターから紡がれる独特の語り口で綴られた透明感のある美しい作品です。過剰な装飾を廃したそのシンプルなサウンドによって、この作品の美しさを見事に描き出しています。エレガントな装いとナイーブで毅然とした美しさが聴くものを虜にします。この曲が持つ微睡にも似た不思議な感覚と、茫漠とした空間を彷徨うかの様な浮遊感に包まれて見て下さい。
このアルバムの中においては明らかに特異的な存在かもしれませんが、この一曲によってアルバムの均衡が保たれていると私は思うのです。

☆☆☆ ここが私的FUSION(フュージョン) ☆☆☆

以前にもレゾナンス・ボックスのアルバム「O-X-O」をレヴューしましたが、今回の作品もやはり強力な作品です。ワン・アンド・オンリーの独創性を感じさせ、知らず知らずのうちにリスナーを引寄せる吸引力を持ったアーティーストの集団ですね。

このアルバムでは、正直、前2作品に比べると些かポップで聴き易いリスナーにとっても耳に馴染む多彩な作品群により、幅広い間口を持ったバラエティー豊かなアルバムに仕上がっています。その為か、アルバム全体に、鋭さが若干不足した感も否めないのですが・・・しかし、そこはレゾナンス・ボック、偏執的とも言えるエキセントリックで扇情的とも言えるサウンドと、ポップス的感覚がギリギリのバランスを保ち混在しています。多くのリスナーを意識したかの様なアルバムに感じるかも知れませんが決して日和見的で怠惰なアルバムなどではありません。流行や時代に媚びる事のないその既成の価値観にとらわれる事の無い姿勢は支持したいですね。

今回は、渡辺香津美さんのバンドとしてではなく、あくまでも「レゾナンス・ボック」としてのサウンドを目指したが故、メンバー全員の作品を配した事によって引き起こされる自己主張が強すぎると全てが崩れる危険性を何よりも香津美さん本人が充分に感じた事でしょう。また、多分にこのアルバムから感じ取れる外部からのある種の要請・要望も見え隠れしますが・・・。しかし、そのストイックでカタレプシー的とも言える環境においてさえも、香津美さんのレジリエンスに伴う代償行動とも言える自己コントロール術によって、香津美さんの個性と言ったものが明確に浮彫にされ存在しています。そして、それはアルバム全体に浸透するかの如く見事に調和してレゾナンス・ボックのサウンドとして刻み込まれているのです。
その為かどうかは別としても、このアルバムにおける香津美さんのギターから解き放たれる、傍若無人とも言える心の趣くままに自己を投影したかのような力強さに圧倒されるのでした。

この「RESONANCE VOX」というアルバムは彼達のスタジオ作品としては3枚目にして、実質的にはラスト・アルバムと言う事になるのでしょうか・・・・?(後にライブアルバム「自業自得」も発表されましたが・・・)
2000年に催された渡辺香津美ギター生活30周年記念ライブで一度だけ「RESONANCE VOX」が復活しましたが、いまだに再結成の話は聞けませんね。

冒頭で「RESONANCE VOX」を「桜のように散った・・・」と言いましたが、桜は来春も必ずまた木々一杯に花を咲かせます。このバンドも必ずいつの日かまた燦然と咲き誇る事を願うばかりです。

私的にセンセーションを引き起こしたバンド・・・それが「RESONANCE VOX」なのです。

☆☆☆ 以上が私的FUSION(フュージョン) ☆☆☆

***1993年のヒット曲*** 真夏の夜の夢 、もっと強く抱きしめたなら 、夏を待ちきれなくて 、ぼくたちの失敗

それじや。また。

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コメント

こんばんわ。
これ聴いてみたいんですが、なかなか巡り合えません。
レヴュー読んでて、益々聴きたくなりました。(涙)

投稿: elmar35 | 2007/04/24 21:38

elmar35さんへ。コメント感謝致します。

このアルバムは香津美さんのポップス性と凶暴性(笑)が程よくブレンドされた面白いアルバムです。兎に角、香津美さんのギターが非常に興味深いアプローチです。
力哉さんが妙におとなしいのが気になりますが(笑)

elmar35さんには是非とも聴いて頂きたいアルバムです。何時か巡って来る事を願っています。

投稿: FUSION | 2007/04/24 22:33

こんばんわ。お邪魔します。
渡辺香津美さんは大好きで、必ずと言って良いほどCDを買っているのですが、なぜかレゾンナンス・ヴォックスについては前作の2枚は持っているのですが、ライヴと今回の作品は無いんです・・・。渡辺香津美さんのアコースティックでの活動が好きで、しばらく忘れていましたけど、FUSIONさんの記事を読んで、聞いてみたくなりました・・・。

投稿: ayuki | 2007/04/24 23:50

ayukiさんへ。コメント感謝致します。

香津美さんのグループは何時も非常に面白い(失礼)面子が顔をそろえますね。その中でも特にこの組み合わせが大好きなんです(笑)
そういえば、このアルバムの最後に収録された「FLOR 」などを聴くと、後のアコースティックアルバム「おやつ」の伏線かな?なんて思ってしまいます・・・気のせいかも知れませんが???
やはり ayukiさんにも是非とも聴いて頂きたい一枚ですネ。

投稿: FUSION | 2007/04/25 21:06

内容違いですがyoutubeにTーSQUAREの「PRIME」がアップされていました。

こちらです
http://www.youtube.com/watch?v=UmKAE400Y0o

投稿: 初心者 | 2007/05/16 11:10

初心者さんは。コメント感謝致します。

紹介頂きました映像はスクエアVSカシオペアでの「PRIME」ですネ。このDVDを見る度に、このコンサートを実際に見てみたかったと思うのです。
いつも情報有難う御座います。

投稿: FUSION | 2007/05/16 21:16

はい、そうです!!
管理人さんはもうすでにおもちなんですね。

私は最近t-square,casiopeaを知り好きになった初心者ですので今年このDVDを購入しました。時は経っていますが、フュージョン初心者にとって飽きない曲ばかりで何回も見ています!!

管理人さんまたお邪魔します。

投稿: 初心者 | 2007/05/16 23:34

初心者さんへ。返信感謝致します。

正直、私は映像関係に疎いので、それ程多くを知りません(恥)。スクエアは勿論、スクエア以外でも何か御座いましたら、教えてください。

投稿: FUSION | 2007/05/17 21:33

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