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2008/12/07

松居和 ・ロベン・フォード 関連アルバムの再発

今回は恒例の再発情報を・・・・

入手困難なアルバム、所謂「レアなCD」と言うのは沢山存在しますね。実際に聴いて見たい、もしくはLPやカセットでしか音源が無くCDを是非にも手に入れたい・・・かといってオークションでは高価すぎる・・・そんなこんなであきらめ掛けていたところにCD再発が・・・。例えば、以前私のブログでも紹介しました「SPACE CIRCUS(スペースサーカス)」「FUNKY CARAVAN(ファンキー・キャラバン)」「FANTASTIC ARRIVAL(ファンタスティック・アライバル)」の再発はファンを狂喜乱舞させた事は記憶に新しいのではないでしょうか。

さて、今回お知らせするのは、そんな「レアなCD」の中でもFUSIONファンにとっては実に嬉しい再発かと存じます。
そのアルバムとは・・・

「松居和 Kazu Matsui 関連アルバム」

Standing On The Outside: Feat.robben Ford
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3379927

Time No Longer
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3379774/ref=3379927

Time No Longerは以前、私のブログでも紹介しましたので宜しかったら是非!
http://fusion.cocolog-nifty.com/fusionmusic/2006/02/37time_no_longe_63f5.html

Kazu2 今回紹介するアルバムは前記した様に実に「レアなアルバム」で、オークションにおいても1万円を超える値段が付いていました。私はリアルタイムで購入したので定価で手に入れましたが、廃盤になっても根強い人気があるアルバムです。それが今回 、”まさかの再発”となりました。
私が何故に「まさかの再発」と表現したかと言うと・・・特に「Standing On The Outside」の再発は無いだろうと思っていたからに他ありません。実はこのアルバム、今回は「Standing On The Outside: Feat.Robben Ford 」として発売されるようですが、これはアメリカでの表題であり、1983年にLPで国内発売された時は「Love's A Heartache」と題されRobben Ford(ロベン・フォード)のソロアルバムとして発売されました。また、1991年にCDとして再発された時もやはり同じ扱いとして発売されましたが・・・実は、当のロベン・フォードはこのアルバムを自己のソロアルバムとして認めていない様です(以前、雑誌のインタビューで本人がコメントしていました)。たしかに数あるロベン・フォード関連のアルバムにおいて「Standing On The Outside」は特異な作品で、ほとんどがボーカルナンバーで占められ、そのAORと称したいサウンド・アプローチは正直なところ確かにロベン・フォードのサウンドと呼ぶには隔たりがあるのも事実です。

しかし、、、この「Standing On The Outside」・・・駄作などでは全くありません。それどころか、私個人的には大のお気に入りの一枚です。先ず、演奏が実に素晴らしいですネ。参加ミュージシャンもロベン・フォードをはじめラッセル・フェランテ、エイブラハム・ラボリエル、ネーザン・イースト、トム・スコット、ヴィニー・カリウタ、ニール・スチューベンハウス、、、等、実力者揃いですが、テクニックをひけらかす事無く、その演奏技術の高さが創り出す余裕と言ったものが楽曲の美しさを余すところ無く引き出しています。また、ロベン・フォードのギターも勿論実に素晴らしいですネ。ジャージーでブルージーな彼独特のサウンドは幾分か抑えられてはいますが、彼の紡ぎ出すフレーズは抑揚が在り、語りかける様な存在感をも覚えます。肌理の細やかな感情表現と確かなテクニックで彩られた繊細なフレーズは絶品です。そして曲自体もポップな楽曲センスが光るメロディアスなナンバー、都会的で洗練されたアダルトなバラッド、慈しむ様な歌唱が心に響く叙情的な楽曲、勿論、彼のギターを前面にフューチャーしたインストナンバー・・・これを聴くにつれ、何故にロベン・フォード本人がこのアルバムに対して否定的なのか疑問です・・・。もしかすると、プレイヤーとしてのロベン・フォードとプロデューサーとしての松居和さんとのコンセンサスが上手く機能しなかった事がただ単なる原因なのかもしれませんネ・・・完全なる憶測でしかありませんが(汗)。

兎に角、今回の紹介した二枚のアルバムは松居和さんを語るときの必須アイテムと同時に、ギタリスト「ロベン・フォード」を深く知る上においても至極重要な作品だと思うのです。
これを機会に宜しかったら一度そのサウンドをご堪能下さい。

それじゃ。また。

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コメント

何ヶ月か前に手に入れましたよ。私のは[The Kazu Matsui Project Featuring Robben Ford]です。『ロベンフォード本人はこのアルバムに否定的・・・』は驚きです。10.のインスト曲は実に気持ちよさそうに弾いているし、他のボーカル曲も悪くないと思うんですけどね。
松居和は何枚か持ってますが、実はカミさんの松居慶子の方がもっと好きだったりします。

投稿: パラシュート | 2008/12/14 08:24

パラシュートさんへ。コメント感謝致します。

私も何故にロベン本人がこのアルバムの存在を否定する様なコメント(ギターマガジンでのインタヴュー)をしたのか不思議ですが、確かに本人のHPのディスコグラフィーでも紹介されていないようですネ。正直、日本人受けするサウンドだと思いますが、やはり松居さんの意向がロベン・フォードの方向性と違った結果なのでしょうか。でも・・・大好きな一枚なのには違いありませんhappy01

>実はカミさんの松居慶子の方がもっと・・・
私は彼女のCDは一枚しか持っていませんが、実にCOOLで透明感溢れるサウンドだと思います。私も松居慶子さんのサウンドにもう少し触れてみようと思います。有難う御座いました。

投稿: FUSION | 2008/12/14 16:59

お久しぶりです。
12月17日にDVD「レスポールの伝説」発売になりました。

投稿: bonejive | 2008/12/23 10:53

bonejiveさんへ。コメント感謝致します。

こちらこそご無沙汰しております。
そうでしたか!以前にbonejiveさんが紹介して下さった「レスポールの伝説」がDVD化されていたのですネ。情報頂き有難う御座います。早速購入したいと思います。

投稿: FUSION | 2008/12/23 20:44

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