ウィントン・マリサリス(1990年)の作品。
正直、私はこのアルバムとアルバムとハービー・ハンコックの「Quartet」と言うアルバムでしかマリサリスの音楽に接した事はありません。しかし、そんなJAZZ音痴の私でもマリサリスの存在感溢れる孤高のプレイとそのサウンドには圧倒させられます。しかし聴けば聴くほどに、彼のトランペットから放たれる、その研ぎ澄まされた音の刃と羽毛の様な暖かくしなやかサウンドが同居した矛盾ともいえる不思議な感覚がネオフォビア的で脳細胞を刺激します。
JAZZでよく表現される「COOLなサウンド」・・・それがこれなのかな?と勝手に解釈しています。「COOLなサウンド」と言うと、どうしてもマイルス・デイヴィスと比較してしまう自分が情けないですね(恥)
現代JAZZの新しい流れを作ったミュージシャンと言う事で手にした一枚ですが、マリサリスの音楽は私の様な未熟なリスナーにとっては体力を消耗させられます。私自身がリスナーとしてもう少し成長した時に改めて向かい合いたいミュージシャンですね。
この作品は聴くものを確実に選ぶ作品でもあります。