山下達郎さん(1989年)の作品。
1981から1989年の約9年間にわたる膨大なライブ音源から彼自身が厳選した20曲を二枚のCDに封印した、ある意味で達郎ミュージックの集大成とも言えるコンセプトを実感する作品です。
全曲、驚く程にクオリティーの高いライブパフォーマンスと演奏が堪能出来ます。私も何度か彼のライブを拝見しましたが、その時の感動と興奮がこのアルバムを聴く度に蘇ります。多分、彼のライブを見た事のない方でも、この作品を通してその興奮が実感できる事でしょう。
また、このアルバム全曲において一切の編集なしとの事です(ただ一曲ボーカルで歌詞を間違えたところを編集したそうです)。それを踏まえた上でこの作品を聴くと、より一層にミュージシャン達郎の底力をまざまざと感じますね。完成度の高いライブ・パフォーマンスを真空パックしたかの様なライブ盤です。
しかし、このアルバムを聴くとバックを固めるミュージシャンの凄さ・・・と言うか素晴らしさを実感できますね。達郎さんの魅力を引き出しす為に必要不可欠な信頼できるミュージシャンとの一体感は素晴らしいの一言!自分の音楽にとことん拘る達郎さんの情熱と、このミュージシャン達があってこそ、このライブ盤を世に出せたのかも知れませんね。
最後に余談ですが、達郎さん曰く「このアルバムの為、スットクしてあった膨大な音源を聴いた所、ドラムの青山さんが明らかにミスだと分かるのは一曲のみ」とコメントしていました。唖然とさせられますね。