武部聡志さん(1988年)の作品。
私が彼を知ったのは松任谷由美(ユーミン)さん関連で、彼女の音楽のブレーンと言う認識からでした。
そんな彼がソロアルバムを発表すると言う事で購入したのですが・・・先ず参加ミュージシャンの豪華さに唖然とします。ボーカルだけでも久保田利伸さん、ノッコさん、種ともこさん、楠瀬誠志郎さん、小柴大造さん・・・など等、総勢10名以上、参加ミュージシャンに至っては、鳥山雄司さん、富倉安生さん、青山純さん、高水健司さん、山木秀夫さん、後藤次利さん・・・など等、総勢20名近い一流ミュージシャンと呼ばれる方々が参加しています。
その豪華なミュージシャンを配した本作品はと言うと・・・これが実にドラマ的でストーリー性の有る世界を創り上げています。フェアリー・テールとも言える様な語り口を持ったふくよかで優しいサウンドと、ミュージカルの様に心弾むような躍動感のあるサウンドが一体となり、まるで幾つかの短編映画を見ているような錯覚に陥ります。
繊細な楽曲を色鮮やかなアレンジによって彩られたそのサウンドは誰も真似ることのできない独創性をも感じます。現在もアレンジャー、プロデューサーとして多くのアーティストを手掛ける武部さんですが、このアルバムに垣間見られるその手法を学ぶと言った観点からも、その重要性を感じずにはいられません