WAYNE SHORER(SAX),DAVE LIEBMAN(SAX),RICHIE BEIRACH(P),. EDDIE GOMEZ(B),JACK DEJOHNETTE(DS)というJAZZ界のスーパー・スターによる、タイトルの如く「ジョン・コルトレーン」を偲んで彼の作品を5曲チョイスし、熱いLIVEを封入した1987年の作品です。
このコンサートは今や伝説ともなった、あの 「LIVE UNDER THE SKY」10周年を記念して企画されたユニットです。折しもこの1987年と言えばジョン・コルトレーン没後20年にあたり、 「LIVE UNDER THE SKY」10周年と合わさり何か因縁めいたものをも感じますね。逆に言うとジョン・コルトレーンのお陰で成しえたセッションともいえますね。感謝するばかりです。

しかし、改めてその豪華絢爛ともいえるメンバーは、流石「LIVE UNDER THE SKY」10周年を飾るに相応しい堂々たる風格を兼備えたミュージシャンによる覇気の在る演奏が楽しめる貴重なLIVE盤です。アルバム全体に浮かびあがる参加メンバー各々の鋭い感性と比類なき創造力にはただ驚くばかりです。一曲の長さがどれも10分を超え、「India/Impressions」に到っては何と24分に亘り熱いインプロビゼーションを繰広げています。感情の起伏の激しさをダイレクトに表現したサウンドが圧倒的な存在感で私に迫って来ます。リスナーにもそれ相当の心構えがないと、このサウンドの持つパワーに負けてしまう恐れがありますので御注意下さい。是だけハイテンションで聴き応えのある作品はそう有りませんね。

その中でもやはりウェイン・ショーターの誰にも真似できない熟練の域に達したともいえる孤高のソロは圧巻!彼にしか構築出来ない独自の世界を構築しています。ここでも自己の感性を直接描写したかの如きサウンドは聴く者の心を激しく揺さぶります。
大音量で浴びるように聴く事を強くお奨めします。そして生々しい感情のバイヴレーションを感じ取ってください。

また、このコンサートの様子はDVDでも発売されています。私もまだ拝見した事が有りませんが是非見てみたい映像の一つです。