fusion.cocolog-nifty.com > 本日?の一枚(ジャケット写真をクリックするとアルバム解説が表示されますので是非!)

F0062-Pages
F0061-Go On...
F0060-Love'n You
F0059-TWILIGHT~SUMMER SOUND STORY~
F0058-Sound Theories, Vol. 1&2
F0057-One Trick Pony
F0056-Butterfly Kisses (Shades Of Grace)
F0055-色彩感覚
F0054-Face to Face
F0053-TRIBUTE TO JOHN COLTRANE~SELECT LIVE  UNDER THE SKY '87  10Th SPECIAL~
F0052-THE KOLEN CONCERT
F0051-NO RETURN
F0050-The Definitive Collection
F0049-非実力派宣言
F0048-TALK TO YOUR DAUGHTER
F0047-RYUDOGUMI
F0046-NOTE WORKER
F0045-SHAMBARA
F0044-JEWELS
F0043-SPACES
F0042-OASIS
F0041-WINTER BEACH
F0040-Yourself・・・Myself
F0039-Fusion Paradise skyblue selection
F0038-Fusion Paradise Orange Selection
F0037-Heart Of The Bass
F0036-CLARA
F0035-MINAKO FAVORITES
F0034-SALT
F0033-Back on the Streets
F0032-JOY-TATSURO YAMASHITA LIVE
F0031-DEWDROPS
F0030-AMIGOS
F0029-史上最大全集しょのいち
F0028-PANDORA
F0027-J MOOD
F0026-ON time DO it
F0025-DRIVIN'
F0024-AZURE
F0023-The GIFT
F0022-TIME IS ALL IT TAKES
F0021-POWER JUNGLE
F0020-Will You Dance
F0019-CM TRACKS
F0018-JUNE JULY AUGUST~SUMMERPIECES~
F0017-REAL ILLUSIONS
F0016-METROPOLIS PT2 SCENES FROM A MEMORY
F0015-GET OUT OF MY YARD
F0014-LIVE AT PIT INN
F0013-THE VERY BEST OF LEE RETENOUR
F0012-うるさくてゴメンねLIVE
F0011-THROUGH ANY WINDOW
F0010-STAR CHILD
F0009-AMOSHE
F0008-NIGHT CREATURES
F0007-THE GADD GANG
F0006-J BOYS
F0005-BACK TO OAKLAND
F0004-VAN HALEN BEST OF VOLUME 1
F0003-INNER WIND
F0002-LOVE'S A HEARTACHE
F0001-OUT AND ABOUT

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F0061-Go On...

F0061-Go On...

Mr.Mister<ミスター・ミスター>(1987年)の作品

ロサンゼルスの音楽シーンでスタジオ・ミュージシャンとして活躍していたリチャード・ペイジ、スティーブ・ジョージが中心となりスティーブ・ファリス(g)とパット・マステロット(d)の二人を加えて結成されたバンドがMr.Misterです。実はこのバンドのボーカリスト・ベーシストのリチャード・ペイジ・・・TOTO、シカゴといった名だたるバンドから誘いを受けたが、自己の音楽に拘るが故、それを断ったと言う逸話を残しています。そして・・・それが功を奏したのか(?)1985年に発表された2ndアルバム「Welcome To The Real World (ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド」が世界的ヒットになり一躍脚光を浴びるのでした(何しろ、このアルバムから3曲の全米№1ヒットが生まれたのですから!)。
しかし、それも束の間、今回紹介する1987年に発売された3rdアルバム「Go On...」が予想に反してセールスが振るわず、結果として解散となってしまうのです(勿論セールス云々だけの問題では無いのでしょうが・・・?)。

さて、この「Go On...」ですが、やはり前作と比較されてしまいますが・・・個人的な感じとしては、「ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド」が煌びやかでキャッチャーな一面が上手く引出され、それは時代が必要としたアルバム・・・だとするならば、この 「ゴー・オン」と言うアルバムは前作ほどの華やかさは感じられないものの、インテリジェンスを感じさせる、「アーバン・テイストなサウンド」が満載です。3作品めにして新境地を切開いた作品であり、一聴しただけで確実に洗練の度合が高められているのが解るはずです。そして、あえて前作と対比させ違った一面を印象付ける事によって「Mr.Mister」というバンドをより明確にした作品だとも言えるでしょう。
また、演奏は勿論の事、アレンジも実に素晴らしく、凄腕のミュージシャンの集合体にも係わらず、テクニックをひけらかす事無く、あくまでも曲を活かす為だけに心血を注ぎ、時にロックで、時にポップで、時に東洋的で、時にソウルフルにと実に多彩な面を見せてくれています。改めてハイセンスなバンドだったと実感する次第です。

Mr.Misterのラスト・アルバムとなってしまったわけですが、バンドとしての個性を引き出す起爆剤となり、そして一歩前進しようという強い意志を感じる得る重要な作品だっただけに残念でなりません。「Go On...」(進み続ける)と言うアルバム・タイトルが実に空しく響きますね。

蛇足ですが、このアルバムのプロデュースはMr.Mister&Kevin Killenとクレジットされていますが、このケヴィン・キレンという方、ピーター・ガブリエルの名作「So」でエンジニアをしていた人物です。如何なる経緯でこのアルバムを彼達と共同プロデュースする事になったのか・・・興味深いところであります。

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